カウンセリングとは「本当の問題」を対話によって見つける試みです

 ・夫と意見が合わない。
 ・子どもが言うことを聞かない。
 ・上司にわかってもらえない。

たとえばこういった出来事は、自分の外側で起こっている現象でしかありません。
同じことを経験しても、気にならない人もあれば、
深く思い悩む人もいます。

また同じことで悩んだとしても、
自分にとっての意味は、自分だけのものです。

つまり、出来事は問題そのものではないのです。

なぜ、この出来事が自分のモヤモヤとなり、
気分や意欲に大きく影響しているのか。
どうして建設的になれないのか。
自分でも何が起こっているのか、次にどうしたらいいかわからないから悩みなのだといえるでしょう。

問題は常に、あなたの内面にあります。

カウンセリングの目的は、あなたの内面で起きている「本当の問題」を一緒に解き明かし、
次にどうしたらいいか、あなた自身が気づくことです。

カウンセラーが行動をアドバイスしたり、
答えを出したりはしません。
問題の本質にあなた自身が気づくことができれば、
次にどうすべきかは自ずとわかるからです。